劇的 西武・柘植世那がプロ初のサヨナラ打
23日、メットライフドームで行われたプロ野球・西武対楽天。西武の柘植世那選手がプロ初のサヨナラヒットを放ちました。
今季、柘植選手は23試合のみの出場(試合前時点)も、バッティング練習では「1球1球をムダにせず、代打で出場した時のことを想定している」と、限られた出場の中でも、できることを心がけて練習していると言います。
その柘植選手は同点の9回。2アウト満塁とサヨナラのチャンスで、代打として打席へ。2ストライクに追い込まれるも、「落ちる系の球が頭にあった」と、楽天・酒居知史投手の決め球・フォークをレフト前に打ち返しガッツポーズ。プロ初のサヨナラヒットを放ち、チームメイトから水をかけられて祝福されました。
また、チームとしても今季118試合目にして初のサヨナラ勝ち。
試合後、柘植選手は「勝つイメージだけを持って打席に立ちました。(打った時は)『よっしゃー!』という感じでガッツポーズしちゃいました。サヨナラヒットはチームにも勢いがつくと思うので、打ててよかったです」と喜びを口にしました。