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【箱根駅伝】4区歴代上位10傑 日本選手最高は吉田祐也 12月にはマラソン日本歴代3位

2024年12月31日 13:00
【箱根駅伝】4区歴代上位10傑 日本選手最高は吉田祐也 12月にはマラソン日本歴代3位
左から箱根駅伝4区を走った吉田祐也選手、鈴木芽吹選手、太田蒼生選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路)

2025年1月2、3日に開催される第101回箱根駅伝

平塚中継所から小田原中継所までの、山を除いた平地区間では最も短い区間である4区。第93回大会からは緩やかな上りの2.4kmが追加され、全長20.9kmとなりました。

この4区歴代区間上位10人のうち、1位、3位、5位と3人の記録が2023年の第99回大会に生まれています。

1位は1時間00分00秒のイエゴン・ヴィンセント選手(東京国際大・当時4年)。ヴィンセント選手はチームを12位から4位に押し上げる走りで、区間新記録を打ち立てました。なおヴィンセント選手は1年時に3区、2年時に2区で区間新記録をマーク。現在もその記録は抜かされることなく、最多3個の記録を保持しています。

また、3位は青山学院大学・太田蒼生選手(当時2年)の1時間00分35秒、5位は駒澤大学・鈴木芽吹選手(当時3年)の1時間01分00秒です。2選手は残り300mを切ったところでデッドヒートを繰り広げると、中継所に入るところで鈴木選手が先頭に立ち、駒澤大学の大学駅伝三冠に貢献しました。

日本選手での最高記録は第96回大会、青山学院大学の吉田祐也選手がマークした1時間00分30秒です。吉田選手は4年生にして初の箱根駅伝で、当時の区間記録を更新しました。

当初は大学で陸上を引退することを表明していましたが、その後も競技を続行。2024年12月1日の福岡国際マラソンでは2時間05分16秒の日本歴代3位の好記録で優勝。日本のトップランナーとして活躍を見せています。

【4区歴代区間記録10傑】
1位 1時間00分00秒 Y.ヴィンセント(東京国際大、99回)
2位 1時間00分30秒 吉田祐也(青山学院大、96回)
3位 1時間00分35秒 太田蒼生(青山学院大、99回)
4位 1時間00分54秒 相澤晃(東洋大、95回)
5位 1時間01分00秒 鈴木芽吹(駒澤大、99回)
6位 1時間01分08秒 嶋津雄大(創価大、98回)
7位 1時間01分10秒 佐藤一世(青山学院大、100回)
8位 1時間01分31秒 石井一希(順天堂大、98回)
9位 1時間01分37秒 松山和希(東洋大、100回)
9位 1時間01分37秒 名取燎太(東海大・96回)
最終更新日:2024年12月31日 13:00