大谷翔平、進化の秘密「広角打ち」赤星分析
今季46本のホームランを放ち、最終戦(4日、マリナーズ戦)を終えたエンゼルスの大谷翔平選手(27)。ホームラン王のタイトル獲得はなりませんでしたが、日米球界に衝撃を与えたシーズンとなりました。
そんな大谷選手を野球解説の赤星憲広さんが分析。エンゼルスのシーズン最終戦を前にした、3日の日本テレビ「Going!Sports&News」に出演し、今季ホームラン量産の要因について話しました。
最終戦前までで、45本のホームランを放ちホームラン王争いを繰り広げた大谷選手。赤星さんは、「広角にホームランを打てたことが45本のホームランにつながった」と分析。
<大谷翔平選手・今季のホームラン打球方向内訳>
※最終戦前のHR数
●ライト方向 30本
●センター方向 10本
●レフト方向 5本
一方、シーズン終盤ホームラン数が伸び悩んだ要因については、「ホームラン王を意識し始めてからちょっと引っ張り傾向が強くなった。あまい外角のボールをもっと反対(レフト)方向を意識していたらホームランを打てたシーンもあった」と課題を指摘。
「ただシーズン終盤は勝負を避けられる場面もあり、力みもあった」と、対戦相手が敬遠などで勝負を避ける“大谷対策”があったことも挙げました。
大谷翔平選手の写真:アフロ