17歳河辺「ちゃんと立て直せた」初の五輪 SPでトリプルアクセル転倒も滑りきる
◆北京五輪・大会12日目(2月15日)フィギュアスケート女子シングルショートプログラム(SP)
五輪初出場となった17歳の河辺愛菜選手は最初のトリプルアクセルで転倒してしまいます。それでも、直後に3ルッツ+3トウループを成功させます。
その後もミスをすることなく演技を続け62.69というスコアを記録。初めての五輪で堂々と演技をやりきり、フリー進出を決めました。
◆以下河辺愛菜選手のコメント
――五輪でも思い切って挑んでいきましたね。
「朝とかのアクセルは結構よかったんですけど、6分間で周りの人に惑わされてしまったというか、あんまり自分の練習に集中できなかった、それがミスにでてしまったかなと思います」
――初めての五輪で特別な空気感はありましたか?
「ありました。でも、全日本よりかは緊張しなくて平常心でいけたんですけど、やっぱり直前のことでけっこう影響が出てしまった。もっと自分のことに集中するという力をもっとつけないといけないと思いました」
――それでもトリプルアクセルの転倒の後、よく立て直していきましたね。
「ルッツがずっと崩れていたのですごい不安だったんですけど、ちゃんと立て直せたことは自信につながったのかなと思います」
――最後フリーに向けて一言お願いいたします。
「フリーではもっともっと勢いをつけて、ミスする不安とかを考えずに思い切りいきたいです」