【高校サッカー全力新聞】和歌山・初芝橋本「変幻自在の縦攻撃」いざ国立へ
■「変幻自在の縦攻撃」初芝橋本
初芝橋本のサッカー部は学校創立の年と同じく1991年に創部されました。その後、創部4年目の第73回大会で選手権初出場。翌年の74回大会ではエースに元日本代表の吉原宏太さんを擁し、ベスト4入りを果たしました。新チーム発足時からそのベスト4を目標に取り組んできた初芝橋本。
伝統の超攻撃的な縦に速いサッカーを軸に、今年は特にハードワークできる選手が多く、22年ぶりに4バックから3バックにシステムを変えて県大会に挑みました。
阪中義博監督は「今年のメンバーは変幻自在で教えていて面白い。全員がハードワークで総合力を上げ、多彩な攻撃で相手を崩します」とコメント。
CBでキャプテンの石丸晴大選手は、「2年連続決勝で敗れ夢見た全国の大舞台。キーパーとともに声を出してチームを引っ張る。和歌山県勢として28大会ぶりの国立競技場、全国ベスト4を目指します」と熱く語っています。
国立競技場が舞台の準決勝まで4勝。優勝までは6勝が必要の初芝橋本。変幻自在の選手たちが見せる伝統の縦に速い攻撃で、国立競技場に再び辿り着けるでしょうか。
(取材・文:高校サッカー選手権民放43社/テレビ和歌山)