DeNA柴田 4年ぶりサヨナラ犠飛
◇プロ野球・DeNA2×-1中日(10日、横浜スタジアム)
セ・リーグ6位のDeNAは5位の中日と対戦。1-1のまま迎えた9回、柴田竜拓選手がレフトへ犠牲フライを放ち、サヨナラ勝ちを決めました。
DeNAは1点ビハインドで迎えた6回、1アウトから佐野恵太選手、牧秀悟選手が連続ヒットで2塁、1塁とチャンスを広げます。その後2アウトとし6番・ソト選手がライト前に落ちるタイムリーヒットを放ち同点に追いつきます。
先発・今永昇太投手は7回108球を投げ、4奪三振1失点の粘投でマウンドを降ります。8回はエスコバー投手、9回は三嶋一輝投手が無失点に抑え、9回最後の攻撃につなげます。
まずは先頭の大和選手がフォアボールを選び出塁。続く神里和毅選手が送りバントを決め1アウト2塁とすると、1番・桑原将志選手がライトへヒットを放ち3塁、1塁と一打サヨナラの場面を作ります。続く、2番・楠本泰史選手は敬遠。満塁とします。
ここで打席には途中出場の柴田竜拓選手。フルカウントで迎えた7球目。中日の守護神R・マルティネス投手が放ったストレートをはじき返しレフトへ。これをレフトがキャッチすると、3塁ランナー関根大気選手が帰り、DeNAがサヨナラ勝ち。柴田選手は、4年ぶりのサヨナラ打となりました。
柴田選手はヒーローインタビューで「素直にうれしいです。3ボールになった時点でフォアボールが頭をよぎったけど、そんなに弱気になってはいけないと思った」と話しました。
※写真は2021年3月撮影