池江「とにかく楽しいの一言」インカレ競泳
◇第97回日本学生選手権水泳競技大会最終日(10日、東京辰巳国際水泳場)
日本大学の池江璃花子選手は800mリレー決勝に登場。小堀倭加選手、伊藤悠乃選手、持田早智選手に続き、最終泳者をつとめました。
持田選手からトップで引き継ぐと、後続との差を広げそのままフィニッシュ。大会新記録となる8分00秒49でタッチすると、人さし指で「1」を作り、日大の応援スタンドに向かって突き上げました。
「すごく楽しかった。もっとみんなと一緒にいたかったです」
白血病の治療を経てプールに戻ってきた時から一緒に練習していた持田選手について聞かれると「中学1年からずっとずっと一緒。中学記録を更新して、更新されて、勝負し合って。初めて世界選手権で一緒に組んだリレーが200mのフリーリレーで、最後に組む種目がまた200mのフリーリレー(800mリレー)で」と涙があふれた池江選手。総合優勝とはなりませんでしたが、4日間で9レースを泳ぎ切り、3冠を達成。満足した様子も見せました。
「次のインカレが10か月後なのですぐまたインカレが来て、あっという間に終わっちゃうんだろうなと思いつつも、またみんなで戦えるのを楽しみにしています。とにかく楽しいっていう一言に尽きる試合でした」