プロ野球・西武は１２日、今季限りでの現役引退を表明している松坂大輔投手（４１）の引退会見を１９日に行うと発表しました。

“平成の怪物”と呼ばれた松坂投手。１９９８年に横浜高校のエースとして甲子園春夏連覇を達成しました。プロ入り後は、１年目から１６勝をあげ、最多勝や新人王などのタイトルを獲得。２００７年からはメジャーリーグでプレーし、メジャー通算５６勝をマークしました。２０１５年にソフトバンクで日本球界に復帰し、中日を経て２０２０年から古巣の西武でプレー、現在までに日米通算１７０勝をあげていました。

７月７日の引退発表の際に西武の渡辺久信ＧＭは「大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います。今は双方の回復に専念をさせていただきたく、ぜひ皆さまには彼のことを引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです」とコメントしていました。