【高校サッカー】Aゾーン3回戦 過去5回優勝の市立船橋 “文武両道”名古屋が準々決勝へ
◇第102回全国高校サッカー選手権大会(2023年12月28日~2024年1月8日)
2日に県立柏の葉公園総合競技場で行われたAゾーンの3回戦2試合。勝利した市立船橋(千葉)と名古屋(愛知)が4日、準々決勝で対戦します。
■市立船橋 戦後最多タイの6回目の優勝に挑む
2日の3回戦、市立船橋は星稜(石川)を相手に先制します。一度は星稜に追いつかれますが、前半36分に再びリードを奪うと、後半にも1回戦でハットトリック達成など活躍を見せたエース・郡司璃来選手が後半からの出場で追加点を挙げるなど4-1。市立船橋がベスト8入りしました。
ここまで市立船橋は、1回戦・高川学園(山口)戦。J2清水内定の郡司選手のハットトリックの活躍で4-1と快勝。PK戦決着となった帝京長岡(新潟)との2回戦では、GKのギマラエス・ニコラス選手の2本のストップで勝利を収めました。
全国選手権で過去5回優勝の市立船橋。今大会で6回目の優勝を果たし、帝京(東京)と国見(長崎)に並ぶ戦後最多タイにできるか注目です。
▽市立船橋 今大会の勝ち上がり
1回戦 市立船橋 4-1 高川学園(山口)
2回戦 市立船橋 1-1(PK5-4) 帝京長岡(新潟)
3回戦 市立船橋 4-1 星稜(石川)
■“名古屋旋風” 初出場で3連勝 前回大会優勝校も撃破
2日の柏の葉での3回戦第2試合は、初出場となった県内屈指の進学校“文武両道”の名古屋(愛知)と前回大会優勝の岡山学芸館(岡山)の対戦。80分間で1-1と勝負がつかずPK戦に突入。名古屋が6-5で制し、準々決勝に駒を進めました。
名古屋はここまで、1回戦の日章学園(宮崎)との試合でもつれ込んだPK戦で、3年生GKの小林航大選手が2本ストップするなど、4-2で大会初勝利。北海(北海道)との2回戦では、全員の堅い守備が無失点につながり3-0と勝利を収めています。
▽名古屋 勝ち上がり
1回戦 名古屋 1-1(PK4-2) 日章学園(宮崎)
2回戦 名古屋 3-0 北海(北海道)
3回戦 名古屋 1-1(PK6-5) 岡山学芸館(岡山)
国立競技場での6日の準決勝進出をかけた準々決勝は4日、柏の葉会場での第1試合として行われます。
▽4日 県立柏の葉公園総合競技場 準々決勝 第1試合
PM0:05 名古屋(愛知)-市立船橋(千葉)