高津ヤクルト6年ぶり8度目のリーグ優勝
◇セ・リーグ ヤクルト5-1DeNA(26日、横浜スタジアム)
首位ヤクルトが5-1でDeNAに勝利し、阪神が中日に0-4で敗れたため、6年ぶり8度目のリーグ優勝を達成しました。
マジック2で試合を迎えたヤクルトは初回、先発・高梨裕稔投手が1点を失うも、直後の2回に同点に追いつきます。続く3回、3本のヒットで1アウト満塁のチャンスを作ると、5番・サンタナ選手が右中間へ2点タイムリーツーベース。勝ち越しに成功します。
さらに続くチャンスで中村悠平選手も2点タイムリーツーベースを放ち、5-1とリードを広げます。
そのまま5-1で迎えた9回裏、ヤクルトが抑えれば勝利となるマウンドには、今シーズン66度目の登板となった守護神・マクガフ投手が上がります。
先頭の代打・関根大気選手を空振り三振に抑え1アウトを奪います。その後1アウト1・2塁とピンチを招くも、2番・森敬斗選手をサードゴロに打ち取り2アウトとします。
勝利まであと1アウトの場面。3番・佐野恵太選手の打球はサードファウルゾーンへ。村上宗隆選手がしっかりキャッチし試合終了。
ヤクルトが5-1でDeNAに勝利。選手たちはベンチからビジョンに映し出された阪神戦の試合を見て優勝の瞬間を待ちます。
阪神は中日に0-4で敗戦。この瞬間ヤクルトの6年ぶり8度目のリーグ優勝が決まりました。
選手たちはグラウンド中央に集まり、喜びを分かち合います。高津臣吾監督はゆっくり選手たちの待つグラウンド中央へ。歓喜の胴上げで5回宙に舞い、高津監督は就任2年目でリーグ優勝を味わいました。