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稲見 腰痛も2位「なんとかやっている」

2021年11月6日 19:54
稲見 腰痛も2位「なんとかやっている」

◆国内女子ゴルフ TOTOジャパンクラシック3日目(6日:滋賀・瀬田GC)

5位タイからスタートした賞金ランキング1位の稲見萌寧選手(22)はこの日、5バーディー、ノーボギーで通算11アンダー。首位と2打差の2位タイに浮上しました。

先週の大会を腰痛で欠場し、今大会は“腰痛を抱えながらのラウンド”だという稲見選手。

前半スコアを1つ伸ばし、迎えた後半は10番パー4の第2打を2mにつけバーディー。

13番パー5では、第3打をピンまで70cmにつけ、3つ目のバーディーを奪います。さらに15番16番では連続バーディーとするなど、腰の痛みを物ともせず、この日は5バーディー、ノーボギーで通算11アンダー。5位タイから2位に浮上し、単独首位の古江彩佳選手と2打差につけました。

ラウンド後には「きょうも痛みはゼロではない。痛いなりにできる範囲でなんとかやっている感じ」とコメント。そして「もちろん優勝したい思いはあるけど、あまり優勝を目指してというより、優勝するために目の前の一打を頑張って、少しでも良くしようという思い。結果的に(優勝)できたらいいかなという感じです」と語りました。

また稲見選手と共に、2位に並んだのは大会3勝目を狙う上田桃子選手(35)。

3日目は4バーディー、ノーボギーの通算11アンダー。2011年大会以来、10年ぶりの優勝に向け、首位の古江選手、2位で並ぶ稲見選手と同組で最終日に臨みます。

上田選手は「絶好調とはいかない中でも首の皮1枚つながっているかなという。そんなにトップとの差が開いていないし、あした頑張ればいけるかなと思うんですけど、本当に調子が良い選手が上位ですし、若い子に負けないくらいの強い気持ちでプレーするというところが大事だと思う。自分的にはチャレンジャー的な気持ちが大きいですし、“30代も頑張れるぞ”ということを他の30代の選手に伝えたい」と語りました。

写真:日刊スポーツ/アフロ

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