ロッテ・井口監督「タフなゲームだった」
◇パ・リーグCSファーストステージ第2戦ロッテ4-4楽天(7日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが楽天に引き分けて、1勝1分とし、CSファイナルステージへの進出を決めました。井口資仁監督は試合後「タフなゲームだった」と振り返りました。
――ファイナル進出を決めました。率直にどんな思いですか?
2試合とも本当に“タフなゲーム”でした。シーズン中もこういう試合は多かったのですが、選手たちが最後までしっかりと戦ってくれたと思います。
――今シーズンは優勝を争いながら悔しい思いをしました。どう切り替えて、このクライマックスシリーズに臨みましたか?
本当に悔しさしかないですね。141試合目に優勝を逃して、選手も悔しい思いでこのクライマックスファーストステージに向けて調整してきました。この思いはファンの皆さんも一緒だと思います。またここに帰ってこられるように、ファイナルも一丸となって頑張っていきたいと思います。
――試合終盤リードされながらも、あきらめないマリーンズらしい試合が出来たのではないでしょうか?
はい。昨日もそういう試合でしたし、今日も引き分けではありましたが、最後までしっかりと全員で戦えたと思います。
――昨日は佐々木朗希投手、そしてサヨナラヒットは佐藤都志也選手。今日は山口航輝選手がホームランを含む2安打。若い選手の力はどのようにご覧になっていましたか?
今年も開幕から、かなり期待しながらやってきました。(野手は)11月始まってから、“1日1000スイング”をずっとやり続けていますので、ここで結果が出たということは彼らの自信にもなるのではないかと思います。
――マリーンズファンの存在はどのように感じていたのでしょうか?
今年も非常に制限がある中、こうやって多くのファンの皆様に集まっていただいて、選手たちを後押ししていただいて、選手の力になったと思います。ファイナルステージはアウェーですが、日本シリーズでまた戻ってこれるように頑張っていきたいと思います。
――ファイナルシリーズで待っているのは優勝したオリックス。どんな戦いをしたいですか?
(オリックスに)アドバンテージもありますし、この2試合以上の“タフなゲーム”になると思うので、我々は失うものはないですからしっかりと戦っていきたいと思います。
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
またファンの皆さんの前でプレーできるように大阪で頑張ってきたいと思います。応援ありがとうございました。