◇セ・リーグＣＳファーストステージ第２戦　阪神×巨人（７日、阪神甲子園球場）

勝てばファイナルステージ進出が決まる巨人の先発は、今季１１勝を挙げた高橋優貴投手。しかし２回、阪神・佐藤輝明選手にタイムリーを打たれると、この回２点を失います。それでも３回、大城卓三選手、代打・八百板卓丸選手の連続ヒットで満塁のチャンスを作ると、松原聖弥選手がレフトへタイムリーを放ち、１－２と１点差に詰め寄ります。

その後、４番・丸佳浩選手の２点タイムリーヒットで３－２と逆転に成功します。８回には、ウィーラー選手の犠牲フライで追加点を奪います。

一方投手陣は８人をつぎ込み、ピンチを背負いながらも要所をしっかりと抑え、２回以降は失点を許さず、４－２で阪神に２連勝。ＣＳファイナルステージに駒を進めました。

原監督は「先制されて苦しい展開だったけど、前半の早い回のうちに逆転できて良かった。（ヤクルトへの）挑戦権をいただいたので、しっかり戦って行きたい」と話しました。

巨人は神宮球場で１０日（水）から始まるファイナルステージで、リーグ優勝を果たしたヤクルトと日本シリーズ出場をかけて争います。