高津監督「前から決めていた」初戦先発奥川
9日、プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズファイナルステージのヤクルト対巨人に向け前日練習が行われ、ヤクルトの高津臣吾監督が取材に応じました。
10日に行われる注目の初戦、予告先発は奥川恭伸投手(20)。今シーズン、巨人を相手に2戦2勝と好相性です。
高津監督は「彼の今後のこと、来年以降のこと、今の状態、全てを考えた中で、彼を初戦に先発させることを決めました」とコメント。
大事な初戦の先発を奥川投手に託すことは「結構前から決めていました」と答えました。
「勝ちたいとは思いますが、それよりも自分のピッチングをすることが第一です。当たり前のことですが、そうしていれば結果はプレイボールから3時間後に必ず出るわけですから。良い結果が出ていると思っています」と、奥川投手のピッチングへの期待を語りました。
また、短期決戦の戦い方については「勢いであったり、流れであったりが作用すると思うので、やはり最初から優位にゲームを進めたいと思いますし、ぜひ初戦勝ちたいなと思います。作戦は特にないです。全力でぶつかりたいなと思います。一生懸命戦います」と初戦の重要性を口にしました。
「絶対大丈夫」を合言葉にヤクルトを6年ぶりの優勝に導いた高津監督は、クライマックスシリーズへも「もちろん大丈夫だと思って戦いますし、選手を本当に信頼して送り出すので、なんの不安も心配もしていません。全力でぶち当たる、全力で戦うのみだと思っています」と選手への信頼と期待を見せました。