◇フィギュアスケート・グランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦　２０２１ＮＨＫ杯国際フィギュアスケート競技大会（１２日～１４日、東京・代々木第１体育館）

グランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦、ＮＨＫ杯国際フィギュアスケート競技大会（東京・国立代々木第１体育館）が１２日に開幕しました。

アイスダンス・リズムダンスの第１滑走で登場したのは、結成２シーズン目、北京五輪を目指す、村元哉中選手／高橋大輔選手組。今シーズン初めての国際大会に臨みました。

村元選手が赤、高橋選手が黒の和装をイメージした、新しい衣装で登場すると、日本をテーマにした「ソーラン節＆琴」の曲に乗せ、持ち前の表現力で会場を魅了しました。

アイスダンス最大の見せ場で、力を入れてきたというリフトでは、最高難度のレベル４を獲得。

そろって回転するツイズルも息を合わせ、こちらでもレベル４を獲得しました。

キスアンドクライで、７０．７４点という得点がアナウンスされると、お互いにうなずき、納得の表情を見せた２人。

演技後、「国際大会の初戦で息のあった演技はできたかなと思う。これがひとつ自信になった」と手応えを口にした高橋選手。

「今日は今日、明日は明日で、気持ちを切り替えて、落ち着いてフリーに挑めたら」と意気込みを語りました。

村元選手は「自分たちが練習してきたことを、すべて発揮できたんじゃないか。お客さんの前で滑れたのがうれしかったので、すごく楽しかった」と笑顔を見せました。

村元哉中選手／高橋大輔選手組は全体６位で、１３日、フリーダンスに臨みます。

◇結果
順位　６位
得点　７０．７４
技術点　３９．８６
演技構成点　３０．８８
減点　０．００

注釈：高橋選手の“高”ははしごだか


クレジット写真：長田洋平／アフロスポーツ