笹生が10位浮上 「楽しんでやりたい」
◇アメリカ女子ゴルフ ペリカン女子選手権2日目(現地12日、フロリダ州)
今シーズンも残り2戦となったアメリカ女子ゴルフ。ツアー2勝目を目指す笹生優花選手(20)は、8バーディー2ボギーの猛チャージで、首位と3打差の10位タイに浮上しました。
初日は序盤のダブルボギーが響き、前半途中からバーディーを重ねるも2アンダーでホールアウトしていた笹生選手。
2日目は出だしの1番で幸先よくバーディー発進とすると、5番から3連続バーディーを奪い、前半で4つスコアを伸ばします。
後半は12番、13番で立て続けにボギーをたたくも、直後の14番から連続バーディーで挽回。終盤の17番、18番もバーディーで締めくくり、スコア「64」の通算8アンダーで2日目を終えました。
「パターが良く、ティーショットも安定していたので良かった」とラウンドを振り返った笹生選手。
またこの2日間、初日から引き続き同組となった世界ランキング1位のN・コルダ選手(23=アメリカ)、同11位のD・カン選手(29=アメリカ)とのラウンドは大きな刺激を受けたそうで。
「本当にすごく優しい先輩で、この2日間いろいろと勉強になった。本当に良かった」と明かしました。
6月の「全米女子オープン」以来のツアー2勝目が狙える位置につけて臨む決勝ラウンドに向けては、「こんな感じで、明日からもいいゴルフができるように楽しんでやりたい」と語りました。
また、首位と3打差の3位タイからスタートした畑岡奈紗選手(22)は、2つのボギーが先行するなど立ち上がりで苦戦し、3バーディー3ボギーの通算5アンダー。23位タイに後退し、3日目から巻き返しを狙います。
■2日目成績
1位タイ L・トンプソン -11
J・クプチョ -11
5位タイ N・コルダ -9
10位タイ 笹生優花 -8
D・カン -8
23位タイ 畑岡奈紗 -5
写真:アフロ
10日のプロアマ戦より