阪神 藤井康雄氏 打撃コーチ就任
プロ野球・阪神が16日、1軍2軍巡回打撃コーチとしてオリックスなどで活躍した藤井康雄氏(59)の就任会見を行いました。
藤井コーチは広島県出身。阪急・オリックスで16年間選手としてプレー・通算282本塁打の記録を持つ左の強打者。引退後はオリックスやソフトバンクなどでコーチを務めました。
藤井氏の就任が報道されてから、SNS上では「この人はガチガチの有能」「テルを頼む」「期待度特大」などの声があがりました。
以下、会見での主な一問一答
――就任された今の気持ちは?
超人気球団の一員になれたことは嬉しいです。しかしながら、これから大変になるという気持ちも持っています。
――球団からはどのような話が?
若い選手たちにしっかりと理論立てて、話をしてもらえるようにとお話をいただきましたので、私自身もそのようにしていきたいと思っています。私が持っているものを選手に伝え、野手全員に対して、個の持っているものを100%出させれるような指導ができればと思っています。
――今季の阪神のバッティングの印象は?
前半戦打てていたのに後半戦で打てなくなったということでは、外から見ている分には改善策があると思います。もともと結果が出ている選手は出来ていたわけですので、今出来なくなっていても、必ずそれだけの能力は持っているので、そこに戻してあげるだけだと私は考えています。また特に後半戦、チャンスであと1本が出なかったということも、それにはメンタルな部分も要因にあると思いますので、話をしながらやっていきたいと思っています。
――ファンの皆さんへ意気込み?
コーチ就任の報道が出てから色々な書き込みを見て、とても期待していただいていることが伝わってきましたので、その分プレッシャーも感じております。ただ私が持っているものをしっかり出す、やることはそれだけだと思っていますので、覚悟を持って指導し、選手には良い選手になってもらえると思っています。そこは私も期待していますし、選手にも期待してほしいですし、ファンの方々にも期待していただきたいです。