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中日・中村紀洋「まさか」の打撃コーチ就任

2021年11月2日 22:32
中日・中村紀洋「まさか」の打撃コーチ就任

プロ野球・中日は2日、名古屋市内の球団事務所で中村紀洋新打撃コーチらが会見を行いました。

中村新打撃コーチは「コーチに就任しまさかとの思いです。立浪監督から連絡を頂き、すぐに『ありがとうございます』と返事をさせていただきました」とコーチ就任の経緯を明かし、また「何度か試合を拝見し、打てないというのをよく耳にしていました。いい選手がいるのでいい形で指導できれば。監督からは石川君を育ててほしいと真っ先に言われましたので、秋季キャンプからしっかり見てみたい」と、2019年ドラフト1位の石川昂弥選手の育成に意欲を見せました。

さらに「また根尾くん(根尾昂選手)、岡林くん(岡林勇希選手)、右左ありますが基本は同じだと思うので見ながらアドバイスをしていきたいです」と語り、最後に「今、低迷しているドラゴンズをいい思いをしてもらうために一人でも多く育てていきたいと思います」と話しました。

中村氏は渋谷高校時代に甲子園に出場。1991年ドラフト4位で近鉄バファローズに入団。その後メジャーリーグにも挑戦し、2007年からは中日でプレーしていました。

また、古巣復帰となった森野将彦新打撃コーチは「3年ぶりのコーチに復帰し身が引き締まる思いです。今のドラゴンズの選手は考えがちな人が多い。来年からは打って勝つことを見せられるように指導していきます」とコメント。

山井大介投手コーチは「自分のことよりも人のことということの責任感の重さを感じています。僕たちはいかに選手を育てあげて一軍に送り込むということなので、一軍に送り込んでドラゴンズが優勝すると、陰の部分で頑張っていきたいと思います」と話しました。