西武平石コーチ就任 決め手は稼頭央さん
プロ野球・西武は9日、所沢市の球団施設で平石洋介新打撃コーチらが会見を行いました。
平石洋介新打撃コーチは「まさかライオンズからお話いただくとは思っていなかったので驚きと嬉しさと両方ありました」と率直な思いを話すと、「正直ライオンズにお世話になろうと決めた最大の要因も(松井)稼頭央さんの存在もあった」とPL学園時代の大先輩の存在が大きかったことを明かしました。
また今季限りで現役を引退した松坂大輔投手について「大輔とも決断する前に電話で話はさせてもらったんですけど、僕らの代が交流があるのも大輔の存在の大きさが一番の影響かなと思います。大輔は退団しますけど、おそらく何らかの形でライオンズに携わってくれるんじゃないか」と話しました。
平石氏はPL学園高校3年時、夏の甲子園で今季限りで現役を引退した松坂大輔投手擁する横浜高校と延長17回の死闘を繰り広げ敗戦。2004年ドラフト7位で東北楽天イーグルスに入団。現役引退後はコーチに就任し2019年には監督を務めリーグ3位の成績を収めました。2020年からは福岡ソフトバンクホークスでコーチを務めていました。
また、古巣復帰となった長田秀一郎新2軍投手コーチは「僕自身も今年1年間ファーム育成グループという場所で育成選手と汗を流しまして、声をかけていただいた時に身が引き締まる思いというかさあやってやるぞという気持ちになりました」と話しました。
中田祥多新2軍バッテリーコーチは「皆さまびっくりされていると思いますが、僕が一番びっくりしています」と素直な思いを話しました。