１８日、サッカー・大宮アルディージャは大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳ総監督兼大宮アルディージャトータルアドバイザーを務める佐々木則夫氏が１２月５日から日本サッカー協会女子委員長と、大宮アルディージャのシニアアドバイザーに就任することを発表。

またこれに伴い、佐々木氏の大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳ総監督および大宮アルディージャトータルアドバイザーからの退任も発表しました。

佐々木氏は２００６年に日本女子代表“なでしこジャパン”のコーチに就任。０８年から監督を務めると、１１年の女子ワールドカップでは日本を初の優勝に導きました。そして１１年に国民栄誉賞、１２年にＦＩＦＡバロンドール女子最優秀監督賞を受賞すると、１９年には日本サッカー殿堂入りを果たしました。

そして２１年より日本女子サッカーのプロリーグ・ＷＥリーグの大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳ総監督を務めていました。

今回の就任に佐々木氏は「日本の女子サッカーが再び世界一を目指すために、クラブに理解いただいてこの決断をしました。大宮という街は私にとっての聖地ですし、大宮アルディージャ、大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳは、今までも、これからも、私にとって特別なクラブです。大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳから世界一になるメンバーが出ることを強く望んでいますし、私自身も微力ながらシニアアドバイザーとして今後もクラブに貢献していければと思っております。ファン・サポーターの皆さん、これからもよろしくお願いします！」と決意を語りました。

写真：長田洋平／アフロスポーツ
２０１６年３月９日撮影