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FC東京復帰・長友「心から愛するクラブ」

2021年9月12日 15:10
FC東京復帰・長友「心から愛するクラブ」

12日、およそ11年ぶりに古巣のFC東京に復帰した長友佑都選手(35)が移籍会見を行いました。

移籍した心境について長友選手は「心から愛するクラブに戻ってこられて、とにかくうれしい」とコメント。

そして、背番号「50」のユニホームに袖を通すと「心が震えるほど感動している。11年前も野心があったが、今の方がより一層、野心と情熱がある。11年間厳しい戦いをしてきた経験をFC東京、Jリーグに還元したい」と新天地での決意を語りました。

背番号「50」を選んだ理由については、11年前、FC東京在籍時の背番号「5」に原点に帰るという意味で「0」を足して「50」とのこと。

また、自身の目標を聞かれた長友選手は「世界一のサイドバックになるという目標をまだ達成できていない。FC東京で活躍して来年のW杯に出場して目標を達成したい」と述べました。

9月12日は長友佑都選手、35歳の誕生日。誕生日に契約を結んだことについて聞かれると「記念すべき日に契約できてうれしい。サッカー界ではベテランと言われる年齢になったが、自分自身は20歳ぐらいの気持ちとエネルギーと情熱を持って戦いたい」と笑顔でコメントすると、会見場にはサプライズで誕生日ケーキが登場。長友選手はFC東京のチームカラーである赤と青がデザインされたケーキに感激した表情で、ろうそくの火を吹き消しました。

2010年W杯で日本代表のベスト16入りに貢献した後、チェゼーナ(イタリア)、インテル(イタリア)、ガラタサライ(トルコ)、マルセイユ(フランス)の海外クラブでプレー。11年ぶりに古巣・FC東京に復帰しました。