１２日に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグ「ＷＥリーグ」。東京ベレーザに所属する岩清水梓選手が開幕に先立ち、９日にオンライン取材に応じました。

岩清水選手は２０１９年に妊娠を発表し、２０２０年に男児を出産。“ママ”としてサッカー選手に戻ったときに、「久々にサッカーに触れあえたといううれしさがあった。長くサッカーをやってきましたけど、出産を経てサッカーへの気持ちというのが再燃した」と、より一層サッカーへの思いが強くなったことを明かしました。

また、「みんなが応援してくれるからこそお母さんとしてやる意味も多くあると思う。自分のプレーを見せたいという気持ちもすごくあるので、そこへのモチベーションはすごく高くある」と、“ママ”として、また“プロ選手”としての決意を口にしました。

さらに岩清水選手は、「チームでスターティングメンバーに入って、選手入場で息子をだっこして入場することを出産前から目標にさせてもらった。コツコツ頑張ってその日がきたら皆さんにお披露目じゃないですけど、一緒に入場できたらいいなと思っています」と、自身の目標を語りました。

写真：日刊スポーツ／アフロ