プロ野球・西武は２４日、上間永遠投手（２０）と来季の契約を結ばないことを発表しました。

来季は育成契約を結ぶ見込みだということです。

上間選手は今月２２日、右肘の内側側副靱帯の再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を受けていて、「手術の影響で来年はしばらく投げることができませんが、慌てずにじっくりと、その時々の状況に応じてできることをしっかりやっていければと思っています。そしてこの１年間、リハビリやトレーニングを重ねることによって、より強い球を投げられるようパワーアップしたいです」とコメントしています。

渡辺久信ＧＭは「トミー・ジョン手術を受けて１年以上かかる。来季は無理なのでリハビリをしっかりやってもらうため」と話しました。

「リハビリ中は投げたくても投げられないつらい期間。しっかり先を見据えて、投げられるように、他の投手にもいえるが、支配下を勝ち取れるように頑張ってほしい」

上間投手は、２０１９年ドラフト７位で西武に入団。プロ２年目となる今季は５試合に登板し、４月にプロ初勝利をマークするなど、１勝１敗、防御率６．３３の成績を残しました。