プロ野球・巨人が17日、2025年シーズンを前にスタッフ会議を開催。2月1日から始まる春季キャンプに向けてのメンバーや方針などを確認しました。

阿部慎之助監督は報道陣の取材に応じ、今季のテーマが「気づき」だと明かしました。

「若い選手をずっと見てきたんだけど、気づきが足りないというか、自分がどうしなきゃいけないというのも気づかない、気づけない。自分のことを必死にやるのは当たり前なんだけど、周りを見ていろんなことが気づけるか」

阿部監督が例に挙げたのは、ボールが落ちていても拾わないといったことなど、小さなこと。放っておけば、“踏んで捻挫してしまう可能性”もあるのではないか。こうした小さなことにいかに気づくことが、試合中の大事な気づきにもつながっていくと語りました。

また、当初大卒ルーキーの内野手2人をキャンプ1軍スタートにすると語っていましたが、2軍で川相昌弘コーチに任せるため、少し変更があるかもしれないと続けました。

「しつこい練習をしてほしい。そこで鍛錬をさせるのも大事かなと。よかったらあげるのは簡単だから」

今年の春季キャンプのテーマは「G力（じりき）」。ファンもチームと一体となって日本一に再挑戦するという意味を込めているということです。