海外ＦＡ権を取得したＤｅＮＡの大和選手（３４）が１日、会見を行い、ＦＡ権を行使して２年契約でＤｅＮＡベイスターズに残留することを表明しました。

会見冒頭、大和選手は「今回、ＦＡ権を行使し、残留することを決めました」と残留を表明。

早い時期から残留を決めていたという大和選手、決断の理由は「自分がベイスターズに来た理由として『ベイスターズで優勝したい』、その気持ちがまだまだ消えてない。目標をまだ達成できてないので、ベイスターズで野球することを選びました」と語りました。

大和選手は２０１８年に阪神からＤｅＮＡへ加入。今シーズン、海外ＦＡ権を取得しましたが、他のチームとの話し合いは「まったくない」と明かし、新たにＤｅＮＡと２年契約を結びました。

２年後には３６歳。「骨をうずめる覚悟か」の問いには「そうなれたらいいな」と、“生涯横浜”を誓いました。

最下位に終わった今シーズンを「自分の野球人生の中で最下位という経験をしたこともなかったですし、『勝つ難しさ』も経験できた。悔しさもありますけど、自分の中ではいい経験になった」と振り返りました。

今シーズンの成績は１０６試合に出場し、２７０打数６８安打（２本塁打）で打率．２５２。盗塁はわずか１つに終わりました。

「（自分は）もともと走る選手。自分の脚力をもう一度戻せるように（オフに）トレーニングをやっていきたい」

１７年目となる来シーズンに向けては「チームの勝利に多く貢献できるように頑張りたい」と意気込みました。