米出場権獲得へ 古江14位 渋野は81位
◇米女子ゴルフ・最終予選会(Qシリーズ)第1週 初日(現地2日・米アラバマ州)
来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会。2つのコースを使用し、計8日間のラウンドを行います。第1週で70位タイ以下がカットされ、最終的に45位タイまでが出場資格を得ます。
前週、国内ツアー最終戦を終えた、賞金ランク2位の古江彩佳選手は初日、クロッシングスコースをラウンド。1番と5番で、バーディーを奪います。つづく6番パー5でボギーとしますが、7番でバウンスバックに成功します。
その後、9番でスコアを1つ落としますが13番、15番、16番でバーディーを奪うなど、6バーディー、3ボギーで3アンダー。首位と3打差の14位タイにつけました。
古江選手は「ボギーを打ったのは悔しいですけど、バーディーもたくさんとれたのでまだよかったかな」と振り返りました。
そして、最終戦のコース宮崎CCと似た高麗芝のグリーンについて「弱いタッチで打つと、最後にヨレちゃうというのがあったので、そこが今後のキーポイントかな」と話しました。
一方、フォールズコースをラウンドした渋野日向子選手は、1番、4番でバーディーが先行します。それでも、7番パー4の第2打をグリーン奥のペナルティーエリアに打ち込むミスから、ダブルボギーをたたきました。
その後は、バーディーを奪えず、2つのボギーでスコアを崩し、初日2オーバーの81位タイと苦しいスタートとなりました。
渋野選手は「スタートがすごくよかったんですけど、ミスでダボをたたいてしまってからは、なかなかリズムを取り戻すことができなかった」と反省。
そして、「きょうのコースのリベンジをあしたできないのが残念ですけど、あしたはあしたでちゃんと最後まで頑張りたい」と意気込みを語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
写真は2021年11月撮影