逆転賞金女王へ 古江“圧巻9バーディー”
◇国内女子ゴルフ・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(25日~28日、宮崎CC)、賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円
今シーズン国内最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが25日に開幕。新型コロナウイルスの影響でシーズンが統合され、2年にわたって繰り広げられている賞金女王争いが、この大会で決定します。
賞金女王争いは、今シーズン9勝をあげている稲見萌寧選手と、今シーズン6勝をあげている古江彩佳選手の二人の一騎打ちとなっています。
大会初日、稲見選手と古江選手は同じ組でのプレーとなりました。
この日圧巻だったのは古江選手。1番パー4では、ラフからの第2打をピンそば30センチにつけるスーパーショットをみせ、バーディースタートとします。
「ショットもパットもかみ合ってくれた」と話す古江選手は、3番・4番で連続バーディー、さらに、6番から10番まで5連続バーディーで順調にスコアをのばします。
15番でボギーをたたくも、古江選手は初日9バーディー1ボギーの8アンダーで単独首位発進。
古江選手が賞金女王になるには、この大会単独2位以上であることが絶対条件。「ほぼ100点の出来だった」という古江選手が、逆転賞金女王へ好スタートをきりました。
一方、賞金ランキング1位の稲見選手は1バーディー3ボギーの2オーバー、25位と、苦しいスタートとなりました。
◇初日成績
1位 古江 彩佳 -8
2位 全 美貞 -5
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25位タイ 稲見 萌寧 +2
◇賞金女王の条件
条件1…古江選手が優勝し、稲見選手が単独3位以下なら、古江選手が賞金女王
条件2…古江選手が単独2位で、稲見選手が単独14位以下なら古江選手が賞金女王
条件1と2以外は、稲見選手が賞金女王