賞金女王争い 稲見40位T 古江31位T
◇国内女子ゴルフ・大王製紙エリエールレディスオープン初日(18日、愛媛・エリエールGC松山)
今季ツアー残り2戦で激しい賞金女王争いをしている稲見萌寧選手と古江彩佳選手が出場しました。
2週連続優勝を狙う賞金ランキング1位の稲見選手は10番からスタート。11番ホールでこの日初めてのバーディーを奪いますが、14番と16番でボギーとするなど、前半を2バーディー・2ボギーのイーブンで回ります。
それでも後半。パー4の5番ホールの第2打で、残り201ヤードからピンそば3メートルに寄せバーディー。初日を3バーディー・2ボギーの「70」で回り、トータル1アンダーで40位タイ発進となりました。
稲見選手は「(コースに)苦手意識があるからなのか、ショットがめちゃくちゃ調子悪くて、ティーショットが行かないし、当たらないしで、セカンド(ショット)もうまく当たらなかった。芝なのか、コースのティーの形状なのか、見た目なのか、いいイメージが出なかった」と反省。
また賞金女王争いについて「その日その日のことで頭がいっぱいなので、そこは最後の最後だと思います、意識するのは」とコメントしました。
一方、去年この大会で優勝した賞金ランキング2位の古江選手も10番からスタート。12番ホールでは6メートルのバーディーパットを沈めるなど、前半を2アンダーで回ります。
しかし後半。6番と8番でパーパットを沈めることが出来ず、初日を5バーディー・3ボギーの「69」で回り、トータル2アンダーの31位タイで終えました。
古江選手は「楽しみたいというのが、この試合に向けての目標なので、楽しむのが1番かなって思ってやっています。まずはアンダーで回れたのは良かった」と初日を振り返りました。
また賞金女王争いについて「楽しんだ後に結果でついて来てくれればラッキーだな、うれしいなと思って頑張っていきたいです」とコメントしました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
左:稲見選手 右:古江選手