◇MLBオープン戦 レンジャーズ6-4ドジャース(日本時間29日・サプライズ・スタジアム)

ドジャースのロバーツ監督が日本時間29日、山本由伸投手のメジャーリーグオープン戦初登板について「これ以上の結果はない」と絶賛しました。

昨季ワールドシリーズチャンピオンのレンジャーズを相手に山本投手は先発出場。2回を投げて被安打1、3奪三振、無失点と好投。最速96マイル(約154.5キロ)のストレートや切れ味鋭いスプリットなどを繰り出し、ストライク率は驚異の84.2％を記録しました。

山本投手の投球にロバーツ監督は「望んでいたものに対して、これ以上の結果はない。球種をうまく織り交ぜてストライクゾーンを攻めていた、たくさん空振りも奪って、非常に効率的な投球内容だった。ショーヘイが昨日ドジャースとしてデビュー戦を飾り、今日はヨシノブのデビュー。チームにとって非常にエキサイティングな2日となった」とコメント。前日に放った大谷翔平投手の移籍後初のホームランに触れ、2日連続の日本人選手の活躍に喜びを語りました。

「(山本投手は)間違いなくハードルを高く設定していると思いますが、全ての球は完全な信念のもとに投げられているということはわかっています。それができている時は、良い結果が得られる」と信頼を寄せました。

この日出場予定のなかった大谷投手が山本投手の応援のためベンチに現れたことについて「なんてすばらしいチームメートだ。彼が試合に来る必要はもちろんなかったが、チームメートサポートをしたがっていた。ヨシノブのデビューに同じ国出身のショウヘイからのサポート、そしてチームメート、ファンの応援もあった。本当にすばらしかった」とコメントしました。