巨人山口倍増でサイン 来季は伝統の17
巨人の山口俊投手(34)が16日、契約更改交渉に臨み、18年、19年シーズンの成績を評価され、3000万円増の年俸6000万円(推定)でサインしました。
山口投手は今年6月にメジャーから2年ぶりに、背番号「99」で巨人に復帰。
初登板の6月23日(DeNA戦)でいきなり勝利を挙げ、再スタートを切りました。しかし、後半戦にかけ失速。なかなか勝ち星を伸ばすことができず、自身7連敗でシーズンを終え、2勝8敗、防御率3.56という不本意な成績で今季を終えました。
今季について山口投手は、「僕自身は不本意。貯金をつくる、チームを勝たせるピッチングを求められている立場だと思っているので、来シーズンは、投げるイニング数にしっかりこだわって、やっていきたい」と振り返りました。
来季からは、槙原寛己さんや沢村栄治さん、スタルヒンさんら名投手が背負った“伝統の背番号”「17」を新たに引き継ぐ山口投手。その背番号「17」について、「17番という番号をしっかり巨人の良い番号として受け継げるように結果で示していけたらと思う」と話しました。さらに、来季に向けて「先発として『先発完投』、そこのピッチャー像は、これから先もずっと続く自分の理想像なので、少しでもそこに近づけるように、もう1度信頼を勝ち取りつつ、目指してやっていきたい」と、来季への巻き返しを決意しました。
球団提供