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新主将 桃田賢斗「ゼロから」再スタート

2021年9月21日 16:59
新主将 桃田賢斗「ゼロから」再スタート

バドミントンの日本代表が21日、海外遠征に向け羽田空港を出発。26日開幕の国・地域別対抗戦スディルマンカップ(フィンランド)をはじめ、10月末まで、デンマーク・フランスで行われる国際大会4大会を転戦します。

男子シングルス世界ランキング1位で、今回新たに日本代表の主将に指名された桃田賢斗選手が出発前に取材に応じ、「オリンピックが終わって、自分の中でもしっかり気持ちを切り替えて、団体戦なので自分1人じゃないし、今回メンバーに選ばれなかった人たちの分まで頑張ろうという気持ちで、今はやるぞという気持ちになっています。誰がキャプテンであってもやることは変わらないと思うので、みんなしっかり自覚を持って取り組んでいきたいと思います」と語りました。

東京五輪では、日本の絶対エースとして金メダルが期待されましたが、結果はまさかの予選リーグ敗退。悔しさを経験した五輪を振り返り、「いろんなものに追われていた、視野が狭くなっていた、と振り返ったときに思った。しっかり切り替えて、自分の順位が何位だとか、どういう成績だとか、そういうのはなしにして、ゼロから・・・まっさらな状態から1つずつまた積み上げていければ」とコメント。

日本代表の朴柱奉ヘッドコーチは、桃田選手に主将を指名した理由について、「五輪の成績があまりよくなかった部分もある。もうちょっと責任の部分とキャプテンのイメージをしていれば、五輪の成績が良くなかった雰囲気が変わるかな、というのも考えて桃田で決定した」と、新主将・桃田選手の再出発に期待を寄せました。