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原監督自信満々「勝つのは青学」

2021年12月18日 4:44
原監督自信満々「勝つのは青学」

◇第98回箱根駅伝(来年1月2日、3日 東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間 往路5区間107.5キロ、復路5区間109.6キロ 合計10区間217.1キロ)

2年ぶりの総合優勝を目指す青山学院大学は17日、箱根駅伝に向けた記者会見を行いました。

会見ではエントリーメンバーが出走希望区間を発表。今年11月の全日本大学駅伝で好走した近藤幸太郎選手(3年)は「希望するのは2区です。エースとして、勝てるチャンスを作って次の走者に渡すんだ、という自覚をもって2区を選びました」と、決意を口にしました。

全日本大学駅伝では2つの区間で大きく失速し、優勝を逃した青学大。原監督はレース展開について「出遅れは取り返しのつかないことになる。全区間5位以内で走破することを目標に」と、安定した走りの重要性を強調しました。

今大会の作戦名は「パワフル大作戦」。飯田貴之主将(4年)は作戦名について「同期には元気いっぱいの部員がいるので、自分たちの代に合っていると思う」とした上で、「この作戦を成功させるにあたっては4年生の走りが大事になってくるので、4年生で山(5区、6区)や往路を担って優勝に貢献していきたい」と最上級生としての覚悟を示しました。

現時点での「パワフル指数」は「90%」だと語った原監督。「残り2週間で100%まで持っていって、1月3日には300%でゴールしたい」と力強く宣言しました。

以下、インタビューに出席したメンバーの出走希望区間についてのコメント。

飯田貴之選手(4年)
「2年目の山上りでチームに貢献できたと思っているので、一番の希望区間としては5区です。ただ、優勝できなかった大学1年目と3年目は往路で厳しい展開になってしまいました。今大会は往路で貢献したいと思っているので、希望区間は往路の5区間全部です」

高橋勇輝選手(4年)
「前回大会は6区の復路を走ったので、今大会は往路を走ってみたいです。3区でお願いします」

岸本大紀選手(3年)
「今状態が上がってきてるので、前半区間、往路の方でしっかり自分の力を出せればいいのかなと思っています」

近藤幸太郎選手(3年)
「希望区間は2区です」

関口雄大選手(3年)
「自分はロードの単独走で自分のペースで押していくのが得意だと思っているので、復路の7区から10区の4区間のどれかを希望しています」

中倉啓敦選手(3年)「前回大会経験しているので10区を希望しています」

宮坂大器選手(3年)
「中倉以外の選手にはラスト負けないと思います。順位を決めるところでしっかり勝てると思うので、10区を希望します」

横田俊吾選手(3年)
「ほかの選手との接触が怖いので1区以外に行きたいと思います」

志貴勇斗選手(2年)
「今回下りの練習をしていて手応えもつかんでいるので、6区を希望します」

太田蒼生選手(1年)
「レースで外さないという自信があるので、希望区間は1区です」

田中悠登選手(1年)
「希望区間は8区か10区です。ゴールパフォーマンスは誰よりもパワフルにできる自信があります」