フィギュア坂本「パーフェクトに」北京へ
◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(12月22日~26日、さいたまスーパーアリーナ)
公式練習が行われた22日、坂本花織選手(21)がインタビューに応じました。
舞台であるさいたまスーパーアリーナは2019年の世界選手権や今年のジャパンオープンでも使用したため、氷の感触はあまり変わらずスムーズに練習に入れたという坂本選手。
この全日本選手権は北京五輪の最終選考を兼ねているため、「誰よりも北京オリンピックに出たいという気持ちは強いので、その気持ちで、緊張で弱りそうな自分の背中を押したい」と、話しました。
しかし、NHK杯後に体調を崩してしまい、焦りを覚えたことも。
「一生懸命調子を上げていたのに(GPファイナルが)なくなって、またズーンと落ちちゃって・・・ショートもなかなか33(3回転+3回転)が決まらなかったりとか、フリーの後半が全然続かなかったりと、だいぶシーズン初戦よりも調子がやばかったかなと思います」
今では調子を戻していて、選手権では「ショートとフリーと両方、スピンもステップも、もちろんジャンプもパーフェクトにできるようにしたいなと思っています」と意気込みました。
写真:松尾/アフロスポーツ