◇卓球WTTチャンピオンズ重慶(11日～16日、中国)

世界ランキング上位の人が集まる国際大会WTTチャンピオンズ重慶の男子シングルスベスト16が13日に出そろいました。

世界ランキング日本最上位4位の張本智和選手は同31位のリンド選手(デンマーク)と対戦。リンド選手は24年の中国スマッシュで同2位の中国の強豪・王楚欽選手を破っています。第1ゲームから一進一退の攻防を繰り広げるも、終盤は張本選手が得意のブロックが冴え渡り先取。その後もし烈な戦いが繰り広げられるも張本選手が3-0(11-8、11-5、11-9)で勝利しました。

同28位の篠塚大登選手は同20位のオフチャロフ選手(ドイツ)に3-2(8-11、11-8、14-12、8-11、11-5)で勝利。同29位の宇田幸矢選手は同16位のドゥダ選手(ドイツ)と対戦しフルゲームの激闘を制し、ベスト16に駒を進めています。

一方、同25位の戸上隼輔選手は同10位のA.ルブラン選手と激突。ルブラン選手とはパリ五輪団体戦で銅メダルをかけて争った相手。日本が2連敗で後がない中挑んだ試合で3-1で勝利していました。今大会では1ゲームずつを奪う一進一退の攻防で最終ゲームまでもつれ込むも最後はルブラン選手の勢いにおされ戸上選手は敗退しました。