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羽生結弦選手 新ショートプログラム初披露

2021年12月24日 13:21
羽生結弦選手 新ショートプログラム初披露

フィギュアスケートの羽生結弦選手は24日、全日本選手権の公式練習に参加し、新しいショートプログラムを初披露しました。

■羽生結弦選手 新ショートプログラムはピアノ曲「選曲はかなり悩んだ」

曲は、サン=サーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」。羽生選手によりますと、バイオリンの演奏が主流の中、今回特別にピアニストの清塚信也さんに編曲とピアノの演奏を依頼したということです。プログラムは静かな曲調でスタート。ステップに向けて曲調が盛り上がっていく構成でした。

曲をかけての練習では、冒頭の4回転サルコーを軽々と成功。この日は4回転トーループからトリプルトーループの連続ジャンプ、そしてトリプルアクセルなどを確認しました。

羽生選手は今回、ショートプログラムを選曲するにあたってかなり悩んだといいます。

羽生結弦選手「ショートの選曲はかなり悩んで、ピアノ曲をすごく探して、自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦にしか出来ない表現のある曲を探していた。ロンドカプリチオーソは、ピアノのバージョンで滑ればより自分らしくなると思った」

羽生選手は2018年の平昌五輪で金メダルを獲得した際も、ショートプログラムでピアノ曲、ショパン作曲の「バラード第1番」を使用しています。


※写真:松尾/アフロスポーツ