初五輪へ樋口「トリプルアクセル入れる」
◇第90回全日本フィギュアスケート選手権大会(12月23日、さいたまスーパーアリーナ)
北京五輪代表「3」枠の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権。女子ショートプログラム(SP)が行われ、樋口新葉選手(20)が74.66点で2位につけました。
試合後の会見で樋口選手は「とりあえず1日目を無事にミスなく終えられてよかったなという気持ちです。緊張しながらも落ち着いて滑ることを目標に頑張りました」と、ホッとした気持ちを語りました。
樋口選手は4年前の全日本選手権では4位。惜しくも平昌五輪出場への切符を逃しました。
フリーに向けては「ミスをなくした演技というのを前提に自分が楽しんで滑れるように、落ち着いて今まで練習してきたことを全て出し切れるように、悔いの残らないようにしたい」と初の五輪代表へ意気込みを語りました。
また、女子では大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をフリーの演技構成に入れるかについては、「構成は今まで通りトリプルアクセルを入れて、しっかりと全部完璧に決める。今まで以上に力を発揮できるように、今まで以上に落ち着いて滑りたい」と、大技挑戦を宣言しました。
写真:森田直樹/アフロスポーツ