バスケット男子日本代表のキャプテン・富樫勇樹選手は、沖縄でのW杯を終え4日、日本テレビ『news zero』に生出演。80-71で勝利し、48年ぶりに自力での五輪出場を決めたカーボベルデ戦を振り返りました。

第3Q時点で73ー55と大きくリードしていた日本代表。しかし、第4Qには一時3点差まで詰め寄られる苦しい展開となりました。

富樫選手は「初めて試合前半をリードで終えるという展開で。（日本代表は）速いテンポでバスケットしているチームなんですけど、点差を少し守りにいってしまった部分があって、スピード感が完全になくなってしまった」といいます。

「打つシュートもテンポがよくないので、リングに嫌われるという場面が多くて4Qは苦しい展開だったんですけど。オフェンスがだめでも、粘り強くディフェンスができて勝利できた」と勝利の要因についても振り返りました。

試合後には富樫選手、渡邊雄太選手、比江島慎選手、馬場雄大選手のチーム内ではベテランの4選手で記念撮影を行う場面が見られました。

4人で肩を組むと渡邊選手は「チーム負け組っす」といい、全敗を喫した東京五輪からこのW杯での躍進への喜びをかみ締めました。

しかし、富樫選手は「雄太が負け組って言ってますけど、雄太は国際大会で10連敗らしいんですけど、僕3敗しかしてないんですよ（笑）ちょっと一緒にされたくないなという気持ちがありました」とスタジオの笑いを誘います。

最後は「一緒にオリンピック出場して全敗してしまったのはこの4人だけなので、まず1勝、そして3勝2敗と勝ち越してW杯を終えられたというのはすごくうれしいものがあります」と振り返りました。