◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト3-0巨人（4日、京セラドーム）

首位広島を0.5ゲーム差で追う2位巨人でしたが、完封負けで痛い連敗となりました。

今季7勝目のかかる先発グリフィン投手は、足の上げ方やテンポを変えた巧みな投球で3回まで無失点に抑える好投。しかし4回、先頭のサンタナ選手にセンター前ヒットで出塁を許すと、続く5番オスナ選手に16号2ランホームランを浴び、先制点を献上しました。

援護したい打線でしたが、ヤクルト先発・吉村貢司郎投手の好投の前に6回まで2塁すら踏めず。7回に大城卓三選手、秋広優人選手のヒットで初めて得点圏にランナーを置きましたが、4試合ぶり出場の代打・坂本勇人選手がショートゴロに倒れ、得点とはなりませんでした。

8回にも先頭の代打・オコエ瑠偉選手の2ベースヒットでノーアウト2塁のチャンスを作りますが、3者連続で凡退し無得点。9回もランナーを1、2塁に置きますが、チャンスを生かせず。この試合、9本のヒットを放つも連打が1度もなく、四死球もゼロ。1点が遠く、痛い連敗となりました。

首位広島も敗れたため、ゲーム差は0.5のまま変わらず。3連敗阻止へ、5日は戸郷翔征投手が先発マウンドに上がります。