佐々木朗希のメジャー活躍のカギは「スライダー」 五十嵐亮太と高橋由伸が語る“昨季の変化”
ドジャースへの入団を決めた佐々木朗希投手【写真:CTK Photo/アフロ】
佐々木朗希投手は18日、ドジャースとマイナー契約を結んだことを発表。これを受けて、元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんと元巨人監督の高橋由伸さんが「佐々木投手がメジャーで活躍するためのカギ」について語りました。
五十嵐さんが活躍のカギとしてあげたのは、佐々木投手のもつ変化球「スライダー」。メジャーで戦うためには、自信のあるボールを生かすための変化球が必要であると語りました。
五十嵐さんは佐々木投手の魅力である最速165キロを誇るストレートについて「アメリカ人でも100マイル(約161キロ)投げるピッチャーがめちゃくちゃ多いかと言われたらそういうわけではないですから。佐々木投手が100マイル近い直球で、なおかつしっかりスピンが効いてたらめちゃくちゃすごいと思います」と絶賛。
その上で、メッツでプレーする千賀滉大投手を例にあげて説明します。メジャー移籍前の千賀投手はストレートとフォークボールを駆使して打者を抑えていましたが、渡米後はカットボールを追加。フォークボールとほぼ同じ割合でカットボールを投げており「カットボールがあることによってバッターに迷いが生じる、それによって元々のフォークボールが生きてきた」と球種を増やした利点について語りました。
佐々木投手は昨季、2023年の2倍近くの割合でスライダーを使用。自身の決め球であるフォークとほぼ同じ割合で投じており、高橋さんは「メジャーにいずれは行くことを見越して、スライダーを教えてもらいながらも増やしていったと思う」と語りました。
1年間投じ続け磨き続けた「スライダー」。さまざまな球種を武器にメジャーへ挑む佐々木投手の活躍に期待がかかります。
(1月18日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)
五十嵐さんが活躍のカギとしてあげたのは、佐々木投手のもつ変化球「スライダー」。メジャーで戦うためには、自信のあるボールを生かすための変化球が必要であると語りました。
五十嵐さんは佐々木投手の魅力である最速165キロを誇るストレートについて「アメリカ人でも100マイル(約161キロ)投げるピッチャーがめちゃくちゃ多いかと言われたらそういうわけではないですから。佐々木投手が100マイル近い直球で、なおかつしっかりスピンが効いてたらめちゃくちゃすごいと思います」と絶賛。
その上で、メッツでプレーする千賀滉大投手を例にあげて説明します。メジャー移籍前の千賀投手はストレートとフォークボールを駆使して打者を抑えていましたが、渡米後はカットボールを追加。フォークボールとほぼ同じ割合でカットボールを投げており「カットボールがあることによってバッターに迷いが生じる、それによって元々のフォークボールが生きてきた」と球種を増やした利点について語りました。
佐々木投手は昨季、2023年の2倍近くの割合でスライダーを使用。自身の決め球であるフォークとほぼ同じ割合で投じており、高橋さんは「メジャーにいずれは行くことを見越して、スライダーを教えてもらいながらも増やしていったと思う」と語りました。
1年間投じ続け磨き続けた「スライダー」。さまざまな球種を武器にメジャーへ挑む佐々木投手の活躍に期待がかかります。
(1月18日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)
最終更新日:2025年1月20日 18:22