「大谷くんがやっているのを見て急きょ調達」糸井臨時コーチ“クリケットバット”で阪神・佐藤輝明を指導 面で捉えるイメージ
◇プロ野球・阪神春季キャンプ2日目(2日、沖縄・宜野座)
阪神のスペシャルアンバサダー糸井嘉男さんが、臨時コーチとしてキャンプに参加。その糸井コーチは、近畿大学の後輩である佐藤選手に対し、クリケット用のバットで指導しました。
「大谷くんがやっているのを見て、急きょ調達しました。あれは本当に捉えるのが難しいですし、しっかり捉えないとちゃんと打てない。イメージ作りとしていいんじゃないかなと思って持ってきました」
MLB・ドジャースの大谷翔平選手の練習から着想を得たという糸井コーチ。平たくなっているクリケットのバットで、しっかりと面で捉えるイメージをつくりやすくさせるのが狙いです。
佐藤選手はその後のフリーバッティングでは、推定130m弾を含む66スイング中16本が柵越え。藤川球児新監督は3番での起用を示唆。「より打席が多く回ってきているので、しっかり打たないといけない。30本100打点ぐらいいけたら最高じゃないですか」と、新打順での起用に期待に応えるべく、開幕に備えます。