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「悔しさが残る」カーリング・日本が逆転負け 3勝6敗で決勝T厳しい状況

2025年3月20日 12:58
「悔しさが残る」カーリング・日本が逆転負け 3勝6敗で決勝T厳しい状況
カーリング日本代表・フォルティウス(写真:AP/アフロ)
カーリング・女子世界選手権 トルコ4-3日本(20日、韓国)

2026年のミラノ・コルティナ五輪の出場枠をかけたカーリングの女子・世界選手権が開催され、世界ランキング5位・日本代表のフォルティウスは、同11位のトルコに3-4で敗れました。トルコはこれが今大会初勝利となりました。

ここまで3勝5敗の日本。決勝トーナメント進出には、予選リーグで6位以内にはいる必要があります。

前日にスコットランドに敗れ、流れを変えたい日本はこの試合、リザーブの小林未奈選手を今大会で初めて起用しました。

第1、第2エンドがブランク(両チーム0点)となり迎えた第3エンド、日本はスキップの吉村紗也香選手がドローショットを決め、2点を先制します。

しかし1点リードで迎えた第7エンドに同点に追いつかれると、第8エンドで逆転を許します。

第9エンドで同点に追いつくも、第10エンドで決勝点となる1点を失い試合終了。中盤に得点を重ねることができず、逆転負けとなりました。

今大会初出場となった小林選手は試合後「予選で後がない中で負けてしまって、すごく悔しい」とコメント。「自分たちがやることをやって楽しむという気持ちで試合に臨んだので、その舞台を楽しむことはできたのですが、いい形で終わることができなかったのでそこの悔しさが残っています」と敗戦の悔しさを語りました。

自身の役割については「今までの試合をコーチ席で見ていたので、今回試合に入って、氷の上でチームを客観的に見るというのが私の役目だった」と語り、次戦に向けては「チームでしっかりと情報を共有して、一投一投を大事に決めていきたいと思います」とコメントしました。

これで通算3勝6敗となり、決勝トーナメント進出がかなり厳しい状況となった日本。予選リーグは残り3試合となり、同日にカナダと対戦するほか、世界選手権で優勝経験のあるスウェーデンとの対戦も残されています。
最終更新日:2025年3月20日 12:58