MLB・パドレスの松井裕樹投手が日本時間23日、ドジャースとのオープン戦に登板し、3者連続三振の鮮烈なデビューを飾りました。

3回表から5番手として移籍後オープン戦初登板を果たした松井投手。

6番・ラックス選手、7番・オーイングス選手、8番・パヘス選手をいずれもストライク先行から決め球・スライダーで空振り三振に切って取り、最速は93マイル(約150キロ)。わずか12球でイニングを終えました。

投球を終え松井投手は「結果はちょっとできすぎたかなと思います。すごい不安があった中ですけど、いいスタートが切れた。まだまだ1試合投げただけなので、長いシーズンを見据えてしっかりいい準備をして、次に向かいたいです」と謙虚に投球を振り返りました。

また、ベンチでチームメートに総立ちで出迎えられたことや、ファンからの歓声に「ファンの方たちの声援というのはすごい力になりましたし、チームメートも迎えてくれたので、いいスタートになりました」と充実感を口にしました。

今後の課題にはスプリットの精度を挙げ「相手もデータがなかったですし、これから何回も対戦する相手なので、球質だったり曲がり方がわかった中で何回も相手にしなくてはいけない。今日よかったからといって次も抑えられるとは限らないので、しっかりとまた準備していきたいです」と気を引き締めました。

試合は初回の8失点が響き、パドレスが14対1で敗れています。