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【箱根駅伝】「山の神」神野大地 母校・青山学院大の連覇予想「十分ある」と語るその理由は?

2022年12月26日 6:55
【箱根駅伝】「山の神」神野大地 母校・青山学院大の連覇予想「十分ある」と語るその理由は?
青山学院大・岸本大紀選手(左、写真:日刊スポーツ/アフロ)、近藤幸太郎選手(中、写真:アフロ)、同学OB・神野大地選手(右)

青山学院大学OBの神野大地選手が23日放送、日本テレビ『news zero』に出演し、年明けに行われる箱根駅伝の優勝校を予想しました。

神野選手は大学3年生の時、箱根駅伝の5区で区間新記録を樹立。「3代目山の神」と呼ばれ、青山学院大学初の総合優勝に貢献しました。

そんな神野選手が優勝を予想したのは青山学院大学。前回大会では完全優勝を果たした母校に対し、「(2連覇は)十分あると思います。過去8年間でも6度優勝しているというのは、12月に入ってから選手がピークを持ってくる、整えてくる調整力がピカイチのチームだと思います」と分析しました。

今シーズンの青山学院大学は出雲駅伝4位、全日本大学駅伝3位と思ったような成績を残せず。しかし217.1kmを走る箱根は、出雲(45.1km)、全日本(106.8km)と比べると距離が長く、走る人数も多いため、選手層の厚さが最も求められる大会。同大学・原晋監督は「選手層が厚いというのが青学大の強さの要因。箱根駅伝は絶対に勝つ」と語ります。

その原監督が「大いに期待してほしい」と語るのが、チームを支える4年生のダブルエース、岸本大紀選手と近藤幸太郎選手の2人です。

岸本選手は1年生で2区に起用されると、6人をごぼう抜きし、日本選手1年生歴代最高記録をマーク。前回大会では7区区間賞を獲得した実力者。「箱根駅伝こそは勝ちたいと思います。勝って笑顔で終わりたい」と話します。

その岸本選手を「憧れている」というのが近藤選手。前回大会では2区を走り、3人を抜いてチームの順位を5位から2位に押し上げました。「4年間やってきたので、自分の代で優勝することが一番の目標。総合優勝はなんとしてでも取りたいと思います」と意気込みます。

この二枚看板に対し、神野選手は「2人頼もしい選手がいるのは、チームに勢いをつけると思います。近藤選手は入学した時、そこまで強い選手じゃなかったんですけど、少しずつ力をつけて、本当に頼れるエースに成長しました」とコメントしました。

青山学院大学は箱根駅伝連覇となるか。神野選手お墨付きのダブルエースの走りにも注目です。

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