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【箱根駅伝】連覇へ 原監督も太鼓判「青山学院大学の二枚看板」 高め合ってきた2人の4年生エース

2022年12月19日 6:00
【箱根駅伝】連覇へ 原監督も太鼓判「青山学院大学の二枚看板」 高め合ってきた2人の4年生エース
青山学院大学 岸本大紀選手(左)と近藤幸太郎選手(右)
前回の箱根駅伝で王者に返り咲いた青山学院大学。選手層の厚さは、目を引くものがあります。中でも原晋監督が「二枚看板」と推すエースが4年生の岸本大紀選手と近藤幸太郎選手。ともにラストイヤーを迎える2人にとって、お互いの存在が大きいようです。(2022年11月にBS日テレでOAされた『徹底取材!!箱根駅伝春夏秋冬前編』より)

原晋監督は、夏合宿を行っていた新潟・妙高で「今年も青山学院は強いなという指揮官としての思いがあります。コンディションが前回と同じと仮定するならば、さらに(大会記録を)1分30秒更新したい。近藤・岸本の二枚看板には大いに期待してほしいと思います」と、明かしました。

原監督が言う二枚看板とは、ともに4年生の岸本大紀選手と近藤幸太郎選手のこと。総合タイム10時間43分42秒の大会新記録を叩きだした前回の箱根駅伝は岸本選手が7区を走り区間賞。近藤選手も「花の2区」を走り青山学院の優勝に貢献しました。良きライバルとして4年間高め合ってきた2人。お互いの印象についてはこう語ります。

近藤選手「(岸本選手は)本当にすごいなという一言。もう本当に手も足も出ないような選手。岸本に憧れて僕らの学年はやってきたので、みんな憧れているんじゃないですかね。自分も憧れています」

岸本選手「(近藤) 幸太郎に追いつく。自分だけじゃなくて自分たちの学年みんなが近藤幸太郎を目指すじゃないですけど、そこに追いつけ追い越せという形でやってきて切磋琢磨してこの学年が出来ていますし、自分もベストとか出せています。幸太郎の存在は大きかったと思います」

お互いの存在の大きさを表した2人。そして、箱根駅伝に向けての強い意気込みも話してくれました。

近藤選手「結果を出すことが僕の役割なので、しっかりその仕事を全うできるように努力していきたいと思います」「もう一度新記録を出して優勝するのをチームとして目標にしているので自分がエース区間で走れるように頑張りたいと思います」

岸本選手「任されたところで区間賞を取るのが自分の目標で、それがチームの優勝に繋がってくるのではないかと思うので、競技としてはそこをしっかりやっていきたい。自分が走って優勝させたいと思います」

ラストイヤーで連覇へ。王者・青山学院大学の二枚看板は気合い十分です。

※この番組の後編は、12月24日(土) 19:00~20:54 BS日テレで放送の「徹底取材!!箱根駅伝 春夏秋冬 後編」でご覧頂けます。「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」「箱根駅伝予選会」の裏側や、順天堂大、東洋大、中央大などの最終合宿や練習の様子もお届けします!

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