◇MLB カブス4-0オリオールズ(日本時間11日、オリオール・パーク)

カブスの今永昇太投手は、敵地でオリオールズ戦に先発登板。6回無失点で約1か月ぶりの白星を手にしました。

今永投手は6月16日のカージナルス戦で勝利して以来、3試合に登板し、いずれも白星から遠ざかっていました。

この日は初回から四球と安打で1アウト1塁2塁のピンチを迎えます。それでもオリオールズの4番・サンタンダー選手にフルカウントから粘られますが高めのスプリットで空振り三振。続く打者もフルカウントから151キロのストレートで空振り三振。2者連続三振でピンチを切り抜けます。

攻撃陣は、2回に2点を先制。5回には、この日「4番・DH」でスタメン出場した鈴木誠也選手がタイムリーヒットを放ち、今永投手を援護します。

リードをもらった今永投手はテンポよく打たせて取るピッチング。5回まで無失点に抑え、勝利投手の権利を得ます。

6回もマウンドに上がった今永投手はヒットと2塁打で1アウト2塁3塁にされ、この日最大のピンチ。6番・ヘイズ選手を149キロのストレートで見逃し三振に抑えると続くバッターは2球で簡単に追い込み最後はスプリットで空振り三振。今永投手は6回100球を投げ、6奪三振無失点でマウンドを降りました。

チームは、4投手のリレーでオリオールズ打線を完封。打線も9回にだめ押しの追加点を入れ、4-0で勝利を収めました。

今永投手は、今季17試合に登板し、8勝2敗、防御率2.97となっています。