大相撲の押尾川部屋が6月 大潟村で合宿を実施 「県民とふれあって相撲ファンを増やしたい」押尾川親方
大相撲の押尾川部屋が6月に大潟村で合宿をすることが発表されました。北秋田市出身の押尾川親方は、ふるさと秋田での合宿を通じて県民と触れ合い、相撲ファンを増やしていきたい考えです。
大潟村役場で、30日、記者会見が開かれ、押尾川親方はオンラインで参加しました。
押尾川親方(リモート)
「現役の時から大潟村で合宿を!という声があったんですけれども、ほんとあの自分自身嬉しく思ってます」
押尾川親方は、来月13日から7日間大潟村で相撲部屋の合宿をすることを発表しました。
7月の名古屋場所に向けた強化と、相撲ファンを増やす狙いがあります。
元関脇、豪風こと押尾川親方は自身の相撲部屋をおととし2月に開きました。弟子たちも徐々に好成績を収めるようになってきていて、部屋全体が活気づいています。
今回の合宿で押尾川部屋は、親方と、力士6人、それにスタッフなど合わせて10人が大潟村ふれあい健康館で寝泊まりします。
稽古場は、大潟神社の境内にある「大潟相撲場」です。合宿前までに草刈りなどをして整備します。
押尾川親方
「自分だけじゃなくて、部屋みんなをまとめないといけない。また、出稽古に来てくれる秋田県の強化選手もしっかりまとめあげないといけないという、今まで背負ったことのない責任感というのが非常にこうあります」
押尾川部屋は合宿期間中、村民が力士と一緒にちゃんこ鍋を食べる会を設けたり、学校や福祉施設を訪問したりする予定です。