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巨人・高橋礼 王貞治さんのアドバイスで好投「満員の東京ドームをイメージ」

2024年2月27日 17:00
巨人・高橋礼 王貞治さんのアドバイスで好投「満員の東京ドームをイメージ」
対外試合で登板した巨人・高橋礼投手(画像:日テレジータス)
プロ野球 練習試合 巨人5-3日本ハム(27日、那覇)

プロ野球・巨人対日本ハムの練習試合。ソフトバンクから巨人に移籍した高橋礼投手が移籍後初の対外試合に登板しました。

2番手で登場した高橋投手は、2、3回を投げて打者6人を相手にノーヒットで抑えました。

好調理由にメンタルの部分で変化があったと言う高橋投手は、「自主トレから東京ドームで満員の観客の中で、バッターが誰でって強くイメージしてやっていた。おかげで今日も緊張しましたけど慣れた緊張だった」と明かします。

「全部の練習でそれを意識してやっている。ブルペンもウエイトトレーニングも朝の呼吸をしてるときでも意識して、どれだけ鮮明にイメージできるかが大事。飽きてきたら神宮とか甲子園とか行ったりイメージしてますが基本東京ドームでやってます。右バッターだったらこう左バッターだったらこうと繊細にイメージします」と話しました。

メンタルトレーニングに踏み出すきっかけはある1人のレジェンドからの言葉でした。「王(貞治)さんが僕がホークスを退団するときに『バッターに対してゴロなのかフライなのか、打たせたいのか三振空振りしたいのか』っていうのを強く意識してブルペン入れって言われた。それがつながっている。言葉では簡単に聞こえますけど、イメージってすごく難しいなと思った」と通算868本のホームランを放ち、世界記録を持つ王さんからのアドバイスでイメージの大切さを知ったと言います。

「王さんも畳で素振りをした。ただ素振りで4000回するのかピッチャーをイメージしてするのかで大きく結果が変わってくると思うのでイメージが大事になってくる」とコメントしました。