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【ラグビーW杯】日本は決勝T進出逃す 後半は幾度となくアルゼンチンに迫るも27-39の12点差で屈する

2023年10月8日 21:59
ラグビーワールドカップ2023フランス大会 プールD アルゼンチン39-27日本(8日、ナント)

決勝トーナメント進出へアルゼンチンとの運命の一戦に挑んだラグビー日本代表。勝てば文句なしで突破が決まります。

アルゼンチンとの過去の対戦成績は1勝5敗。日本代表ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)が最初に指揮を執ったのは、2016年11月5日に行われたアルゼンチン戦が初戦で当時は20-54で敗れています。

前半は先にトライを許しますが、16分にはアマト・ファカタヴァ選手の個人技で敵陣を突破。今大会3つ目のトライなどで追いつきます。しかし数的不利の状況で迎えた前半28分、松田力也選手がドロップゴールを相手に止められ、その後にマテオ・カレーラス選手にトライを許します。

それでも8点差で迎えた前半38分、ケガにより出遅れ今大会初出場となったシオサイア・フィフィタ選手の突破から最後は齋藤選手がトライ。松田選手もきっちりキックを決め、1点差に詰め寄り前半を折り返します。

迎えた後半の6分、マテオ・カレーラス選手にこの試合2つ目のトライを許し再びリードを許す展開。それでも、後半12分松田力也選手のペナルティゴールで点差を詰めると、後半16分にはレメキ ロマノ ラヴァ選手の鮮やかなドロップゴールでアルゼンチンに食い下がります。

しかし、後半18分にスクラムから相手にアドバンテージを許すと、エミリアノ・ボフェリ選手にこの試合4つめのトライを献上。後半25分にジョネ・ナイカブラ選手がトライを決め、再び4点差に迫りましたが、直後の後半28分、アドバンテージからカレーラス選手にこの試合ハットトリックとなる3つめのトライを決められ反撃及ばず。27-39でプール最終戦に敗れました。

これで日本はプール最終戦で敗れ、プールD3位。2大会連続決勝トーナメント進出を逃しました。

【日本代表 プールD結果】
9月10日○42-12 チリ
9月18日●12-34 イングランド
9月29日○28-22 サモア
10月8日●27-39 アルゼンチン

【プールD順位表】
1位 イングランド 勝ち点18(4勝0敗)
2位 アルゼンチン 勝ち点14(3勝1敗)
3位 日本 勝ち点9(2勝2敗)
4位 サモア 勝ち点7(1勝3敗)
5位 チリ 勝ち点0(0勝4敗)

最終更新日:2023年10月8日 22:55