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【姉妹対決】女王ロコ・ソラーレがLS北見と大接戦! 単独首位6勝目で一番乗りの決勝T進出

2023年2月3日 12:00
【姉妹対決】女王ロコ・ソラーレがLS北見と大接戦! 単独首位6勝目で一番乗りの決勝T進出
ロコ・ソラーレ藤澤五月選手(C)JCA IDE
◇日本カーリング選手権・予選リーグ ロコ・ソラーレ 9-7 LS北見(3日、アドヴィックス常呂カーリングホール)

世界選手権代表をかけた今大会、前回女王のロコ・ソラーレはLS北見(ロコ・ステラ)との一戦。

ロコ・ステラは2018年11月に設立されたロコ・ソラーレの育成チームであり、両チームは言わば“姉妹チーム”。今回、日本選手権では初対戦となりました。

1点ビハインドのロコ・ソラーレは2エンド、LS北見のカムアラウンド(ガードの後ろに回り込むショット)などにより3失点のピンチに見舞われますが、スキップの藤澤五月選手が見事なダブルテイクアウトでこれを回避。1点を追加します。

それでも同点の5エンド、LS北見はロコ・ソラーレのストーンをハウス中心から遠ざけつつ、自分のストーンをガード裏に隠すショットなどで2点を追加。5-3とLS北見のリードで試合を折り返します。

6エンド、両チームセカンドのショットを終え、ハウス内にそれぞれ3つずつストーンが入っている状態。ロコ・ソラーレのサード・吉田知那美選手が次々とLS北見のストーンを外に出し、気づけばロコ・ソラーレのストーンが5つ、LS北見は1つという展開に。藤澤選手のショットはガードに阻まれますが2点を追加し、試合を振り出しに戻します。

しかし7エンド、再びLS北見に2点を奪われ2点差に。直後の8エンドで2点を奪い返しますが、この試合、ここまで一度も得点でリードできていないロコ・ソラーレ。同点のまま不利な先攻で最終10エンドを迎えます。

スチール(先攻時に得点)が求められるロコ・ソラーレは序盤からセンターガードを置きハウス内にストーンを溜める作戦。一方、試合を有利に進めたいLS北見にガードを崩されます。

それでもロコ・ソラーレは藤澤選手のラストショットで強力なナンバー1を作ると、これをLS北見がはじき出せずロコ・ソラーレが2点スチールで勝負あり。

大接戦の末、9ー7で勝利したロコ・ソラーレは単独首位の6勝目。同日午後6時より行われる予選リーグ最終戦を残しながら、一番乗りで決勝トーナメント進出を決めました。