◇プロ野球イースタン・リーグ 巨人5-0ロッテ（19日、ジャイアンツ球場）

桑田真澄2軍監督の公式戦初白星となったこの試合、先発はルーキーの又木鉄平投手でした。

初回は危なげなく3者凡退に打ち取りますが、2回、フォアボールでランナーを出します。ここはけん制でアウトをとりますが、続く菅野剛士選手と松川虎生選手に連打を許しました。しかし、金田優太選手をサードゴロに打ち取り、無失点で切り抜けました。

3回には再びフォアボールを出すも、安定したピッチングで4回62球を投げ、2安打無失点という成績でマウンドを降りました。

又木投手は「プロに入って一番長いイニングを投げ、無失点に抑えることができてよかったです。ストレート主体でスライダー、チェンジアップをうまくまぜることができましたが、追い込んでからの投球はもっと精度を上げていかないといけないと思います」と登板後にコメント。「1軍で戦うためにも決め球の精度を上げることはこれからもしっかりと取り組んでいきます」と続けました。

5-0で迎えた9回には大勢投手が登板。3者凡退で試合をしめています。

打つ方では1回に岡田悠希選手が先制ソロホームラン。2回に中田歩夢選手が犠牲フライでランナーをかえします。4回には1アウトランナー1、2塁の場面にオコエ瑠偉選手がライトへのタイムリーを放ち、2点を加えています。オコエ選手は「課題でもある右方向への打撃ができてよかった。これからも内容にこだわり、技術をあげていけるようやっていきます」と語っています。